大幸ホーム株式会社　代表取締役社長　林 良和

【同友会は学びの場】

私が父の創業した大幸住宅・大幸ホームに入社したのは2003年春で、同友会に入ったのは2004年の冬です。30歳年が違い、25歳から独立起業している創業社長の父と、仕事や経営に関する感覚と考え方がかなり違ったため、他の経営者の生の情報を得るために同友会に入会しました。同友会活動を通じ、様々な経営者と交流し、父とは違う、様々な生きた経営情報や体験談に触れる事ができました。実務的に助けられた事もありました。その中でも、トップダウン型経営という形に限界を感じていた、自らの考え方を肯定してもらえる意見に出会えた事は、精神的に大変救われ、経営者としての励みにもなりました。

同友会は、基本的に「労使関係と雇用の継続」を重視しており、勉強熱心で理論的に考える経営者が多いです。会員経営者が自ら企画する勉強会だけで毎月50以上あるため、ネタには事欠かず、グループ討論を通じ、理解を深め意見交換し、より良い学びの場となります。そのような勉強会を通じ、仲間意識も強くなり、会員間の経営情報の開示も積極的になっていきます。2015年に社長となり、今は、それまでに学んできたことを実際にアウトプットしています。

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