杉並支部11月勉強会報告
今だからこそ、松下幸之助の経営の真髄を学ぼう!
~経営の神様だったら、今何をしていただろうか?肉声が語る不況克服の心得~
講師:三方よしビジネスサポート研究所 所長 古望 髙芳氏
11月16日、中央区支部所属の三方よしビジネスサポート研究所の古望氏をお招きして、松下幸之助の経営哲学についてお話を頂きました。すべてをポジティブにとらえていく「陽転思考」がすべての成功の源泉であることを再確認しました。また、「目に見えないものが目に見えるものすべての結果を作っている」「あらゆる成功も失敗もその人の心の内面が作っている」という言葉が非常に印象的でした。
目に見えない人の心の様相、経営者の使命感、経営理念、熱意、企業風土、文化、一体感が競争力の源泉・経営発展の大きな要因であるとお話しされていて、コロナ禍、どうしても売り上げを上げるためにはどうしたらよいかという物差しで考えてしまいがちですが、こういう時だからこそ一度立ち止まって会社としての使命に立ち返り、利他の精神で経営していくことが必要だと痛感しました。
私も大学卒業後すぐに松下電器産業(現パナソニック)に入社し、研修で今回の例会と同じように松下幸之助の経営理念について勉強をしましたが、正直その当時はあまり心に響かなかったです。しかし経営者となった今改めて聞くと、松下幸之助の一つ一つの言葉が腑に落ち、感銘を受けました。
戦前・戦中・戦後まだ経営学という考え方がなかった時代に経営の真髄を産み出し、実践した松下幸之助の偉大さを感じた素晴らしい例会でした。
とってとても実り多い例会となりました。ありがとうございました。
マルチピュアジャパン株式会社
代表取締役 髙橋 洋光
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