杉並支部6月例会報告

「オレ、同友会、大嫌いでした」
主体的に関わることで深まる同友会の魅力
~新米社長と同友会と経営理念と~

日時:2017年6月22日(木)18:30〜
講師:株式会社サークルテクノス 代表取締役 田崎 和人氏
会場:杉並区立産業商工会館
URL:https://circle-technos.com/

杉並支部6月例会 田崎 和人氏

田崎さんは、「河原代表理事の会社に勤めていた元社員」という触れ込み(事務局伝聞)で、2014年に杉並支部に入会してきたため、同友会精神も理解され、同友会活動に積極的に参加してくれるであろう、と勝手に解釈していた事を覚えております。

しかし、ふたを開けてみると、
当初は全然参加してくれず、やきもきしておりましたが、経営指針成文化セミナーに参加したあたりから、劇的に変わっていった理由が今回の例会発表で納得しました。

参加者は、杉並支部会員が20数名にもかかわらず、会外含め、50名近くの方々が集まり、二次会にも40名近くの方々が参加していただきました。

まずは、自己紹介~サラリーマン時代のお話より、
「熱く、正直で、生真面目で、思いやりがあり、納得できない事はしない」
という男気あふれる今の田崎さんよりも、
さらに尖った生き方をしてきたことを認識でき、田崎さんの今のイメージを、皆さん十分に補完できたと思います。

杉並支部6月例会の様子

その中で、現ミスター同友会の一人でもある河原代表及びその会社の
「社員側から感じたイメージ (会社に居ない、現場を知らない、会議の時だけ厳しい要求をする)」や、
社員の一人として同友会に参加し他の会員経営者に抱いた
「社員側から感じたイメージ (勉強するポーズだけで会社に持ち帰らない、懇親のみ)」を聞けて、
聴いている側も耳に痛く、得られることも多々あったと思います。

杉並支部6月例会の様子

後段には、一経営者として、社員時代とはまた違った苦労を経験され、河原代表に対するイメージや解釈が変化していった事も聞けて、

「立場によって人間は成長/変化する」、

「事象を一面だけを捉えて、理解した気でいることは危険。 できるだけ、多面的、多角的に解釈すべき」、と感じました。

杉並支部6月例会の様子

今現在、社歴も浅く、経営に苦闘しているとは思いますが、それでも㈱サークルテクノスが右肩上がりで売上がしっかりついてきているのは、田崎さんが「ただの技術出身者」ではなく、社員時代に、営業/マネージャーとしての実績/修行を十分積まれたがゆえに実現できている、と感じました。

今後も、同友会活動を通じ、田崎さんと㈱サークルテクノスの成長と発展を期待するとともに、経営労働委員会や杉並支部の中心メンバーとして、同友会をより良くしてくれる事も期待してます。

杉並支部6月例会 田崎 和人氏
杉並支部6月例会の様子

会場には、社員さんはもちろんのこと、いま取引のある関連会社さん、そして(いまは別の会社に就職されている)息子さんも参加され、懇親会も大いに盛り上がりました。

大幸ホーム株式会社
代表取締役社長 林 良和

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